移動通信技術の各世代について

こんにちは。
クララオンライン中国の技術部の尹日先です。

携帯を使う時によく “3G” や “4G” という言葉を聞きますが、ここで言う “G” とはなんでしょうか・・・?

これは、Generationの意味で、世代数をさしています。

それでは、簡単に1G~5Gの技術についてまとめてみようと思います!

 

1G:First Generation 第1世代通信システム

1980年代に制定され、1990年代に完成された技術です。

初めて実用化されたアナログ方式の携帯電話に採用されている通信システムのことで、音声の通信しかできません。特徴としては、少ない通信量、品質の低さ、安全性の低さ、スピードの遅さなど、、、あまり聞こえがよくないですね。今はほぼ使われていません。

 

2G:2nd Generation 第2世代通信システム

1993年に登場したデジタル方式の移動通信システムのことで、TDMAから発展されたGSMを代表とする技術とCDMA規格の2種類があります。

GSMは、グローバル移動通信システム(Global System for Mobile communications)の略称で、欧州電気通信標準化機構(ETSI)が開発したデジタル移動通信の標準方式です。GPRSやEDGE技術の導入に伴い、GSMはPCに接続してのインターネット通信が可能となりました。

1990年代中期に商用化されて以降、ヨーロッパやアジアを中心に100カ国以上で利用されており、2Gの携帯電話においては事実上の世界標準となりました。

2Gの技術の進歩は著しいものがありましたが、ユーザの増加やネットワーク規模の拡大に伴い、周波リソースが枯渇。音声品質はユーザの満足度を満たせず、通信スピードも遅くなりました。

中国移動は、今年の株主総会で2GのNW増設に対しての投資を止めると発表しました。今後は主に3G・4Gに注力する予定ですが、中国の7.5億もの2Gユーザを3G・4Gへ移行させるのにかなりの労力と時間を要するでしょう。

全世界的に見ても、各通信事業者は2Gネットワークサービスを終了しています。

 

3G:3rd Generation 第3世代通信システム

国際電気通信連合 (ITU) が定める「IMT-2000」 (International Mobile Telecommunication 2000) 規格に準拠した通信システムのことで、高速データ転送をサポートするセルラ移動通信技術です。

2009年1月7日に、中国では3つの3Gライセンスが同時に発行されました。中国電信のCDMA2000、中国連通のW-CDMA、中国移動のTD-SCDMAです。

中国情報産業部の「PPTN」の報道によると、2013年末までに中国の携帯ユーザ数は12億を超えました。その中で3Gのユーザ数は4億に達しているそうです。

3Gユーザの割合は2013年始めには23.2%でしたが、2013年末には36.1%まで上がりました。

まだまだ中国の3G技術はの研究は進んでいます。4G登場による衝突に対してどんな動きをとるのでしょうか。

 

4G:4th Generation 第4世代通信システム

国際電気通信連合 (ITU) が定める IMT-Advanced 規格に準拠する無線通信システムのことで、TD-LTEとFDD-LTEの2つの方式があります。LTEは、3Gの接続技術を増強した、3Gから進化した技術なので、3.9Gとも呼ばれます。

LTEを移動通信の3.9Gと言うならば、LTE-Advancedこそ4Gと言えるでしょう。LTE-AdvancedはLTEから進化した技術で、LTEとの互換性があります。

2013年12月4日、中国工業情報化部は3大通信事業者(移動、連通、電信)に4Gライセンスを発行しました。各通信事業者は4Gのネットワーク構築を推進しています。

中国移動の4Gネットワークを展開するスピードが一番速く、すでに300の都市で開通しました。今年8月には332都市に達する予定です。中国連通は、25都市で展開していて、今年の末までに300都市で展開する見込みです。

5G:5th Generation 第5世代通信システム

4Gの次の移動通信技術です。まだ研究途中で基準がありません。
中国の3大通信事業者(電信、連通、移動)、HUAWEI、SAMSUNG、NTTなどは、すでに研究に取りかかっています。

 

私自身は、中国移動を使っています。なぜかと言うと、中国移動のGSM信号は中国全国の広範囲をカバーしているので、どこでも安心して電話できるからです。

ですが、3G世代に入ってから、やはりネットワークへのアクセススピードの遅さを実感しました。実は、中国移動の3Gは、世界標準(WCDMA、CDMA2000)ではなく、独自開発したTD-SCDMAという技術で、2.5Gに相当します。スピードが遅いことはデメリットですが、GSMネットワークのあるほとんどの場所で通信が可能となります。例えば、一部の地下鉄や都市部から離れた地域なんかがあげられます。

4Gを使用するには、SIMカードだけではなく携帯端末も交換する必要がありますが、4Gの高い通信品質、速い転送速度には惹かれます。

 

今日の記事はこのあたりで終わりにします。

それではまた。

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