オープンソースなownCloud

お疲れ様です。グローバルソリューション事業部國分です。

お前、そんなにownCloud推してるなら歴史とか機能とか説明せーよ、
と誰からも突っ込まれておりませんが、良い機会なのでまとめてみました。

 

そんなわけで、今回の内容は下記の通りです。

 

  • 日本語版ウィキペディアにownCloudがない件
  • ownCloud誕生秘話
  • オープンソースなownCloud
  • ownCloudの基本機能

 

日本語版ウィキペディアにownCloudがない件

google先生でownCloudを検索をしてみると、

ん……?

googleownCloud検索画面

本家、日本語公式の次がgihyo.jp、だと……?
これがサーバ業界のソフトウェアの常識なのか……?

 

そして

日本語wiki

へえ……そう……。

悲しいけれど、これが現実。

ownCloud、知名度低いのですね……。

 

ownCloud誕生秘話

 

では気を取り直して、

初心に帰ってウィキペディアのトップページに戻ってみました。

ウィキペディアってこんなおしゃれなトップページだったんですね。

wiki 公式

 

 

 

 

 

 

 

 

英語はありました。ですよね。
http://en.wikipedia.org/wiki/OwnCloud

ドイツ語もありました。ですよね。
http://de.wikipedia.org/wiki/OwnCloud

 

なぜドイツ語を検索したかというと、

ownCloud創始者であり

ownCloudの創設者で同プロジェクトのアーキテクチャ全般のメンテナー

 

Frank Karlitschek

(born 25 July 1973 in Reutlingen, Germany)

frank-karlitschek-owncloud

写真はlinux.comの記事より

Germany(ドイツ)出身だからです。

 

Karlitschek氏、こちらの記事写真は神々しい感じの写真ですが、

普段はこんな感じのようです。

GitHubにも。メンテナンスにも参加されてるようですね。

(神々しい方の写真、使ってる……)

 

と調べてみたものの、ownCloud誕生のきっかけは、ウィキペディアよりも先ほど紹介した記事によくまとまっていました。

2010年1月、Karlitschek氏はサンディエゴで講演をしていたようです。

私はサンディエゴで開催された CampKDE においてデータ プライバシーについて講演を行い、クラウド ベンダー、特に Dropbox を経由したプライバシー侵害のリスクについて注意を呼びかけました。

すると聴衆の誰かが、自分で作ればいいじゃないかと言いました。

承知しました、私は過去にもいろいろ作っていますからやってみましょうということになりました。

 

お前が作れと言われて作ってしまうところがさすがですね。

 

こんな感じで、2010年、Karlitschek氏は自身の講演会がきっかけで、彼はownCloudプロジェクトを開始することになりました。

オープンソースなownCloud

~誰もが 会いに行ける 安全に使用できる アイドル ファイルストレージであるために~

 

Karlitschek氏が長年所属していたのがKDE(国際的なフリーソフトウェア共同体 ※KGBではないです)。

ownCloudにもそれらの思想がふんだんに取り入れられているようです。

記述言語 PHP, JavaScript
対応OS Cross-platform

 

ownCloudの基本的な機能

では、ownCloudの基本的な機能を見てみましょう。

  • 専用クライアントアプリをインストールしなくてもブラウザからドラッグ&ドロップだけで簡単にファイルの共有/保存が可能

  • ファイルの一括ダウンロードや共有設定もブラウザから設定可能

  • ownCloudのアカウントを持たない相手とのファイルの共有も可能

  • 簡単な操作でファイルダウンロードURLを生成でき、パスワード設定及びダウンロードの有効期限の設定(時限公開制御)も可能

  • ファイルの世代管理(バージョン管理)機能搭載

  • 外部のストレージサービスとの連携機能搭載

  • 既に導入されているLDAPやActive Directory等のアカウント管理システムとownCloud間でID連携可能

  • SAML/Shibboleth認証への対応可能

 

無料なのに機能が多すぎ。

 

もともとセキュリティとプライバシーということに重点を置いて開発されたため、

セキュリティはもとより、細やかなファイルアクセス、アクセス制限が可能となっているようです。

しかも、サードパーティのアプリを追加すると、もっといろいろなことができます。

 

 

実際、使用されている方はお分かりかと思いますが、

ownCloudはほんっとに便利ですし、機能も豊富です。

これほどのソフトウェアをオープンソースで公開した理由を、

彼は上記の記事で語っています。

 

私はファイル ストレージは Web サービスや IT インフラストラクチャの類ではないと考えています。

人々も企業も、自分たちの最も重要なデータをこれに保存し、管理します。それゆえにそれらをできるかぎ り確実に安全に保存することが不可欠です。

プロプライエタリ ソフトウェアでは、裏口やその他の安全性の問題がないとは言い切れません。

本当に確実で安全なファイル ストレージの選択肢はオープンソースだけなのです。

 

プロプライエタリ proprietary……独占の,専有の, 専売の

 

言い切った。さすがヨーロッパの人は違いますね。

 

そんなオープンソースなownCloud、

プライベートとセキュリティを兼ね備えたownCloud、

クララオンラインのサービスの一つとして、NyaownCloudを提供できるよう、

社内に働きかけて行きたいと思います。

 

それでは。

 

nyaowncloud

※これはNyaownCloudのアイコン

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吉村

吉村

クララオンライン グローバルビジネスストラテジー部でマーケティング担当として働いています。 クラウド関連技術と中国関連の情報をお届けしてます。 たまに DJ とかします。日本語RAPが大好きです。