仮想マシンが参照するDNSキャッシュサーバ クラウド各社の比較

今回は、IaaSサービスの仮想マシンが、どこのDNSキャッシュサーバを参照しているのかを確認してみました。

全てCentOS6で確認しています。

調査対象は以下のIaaSサービスです。

  • AWS
  • Microsoft Azure
  • IDCFクラウド
  • ニフティクラウド
  • さくらのクラウド

AWS

VPC ネットワークの範囲に “2” をプラスした値です。例えば、10.0.0.0/16 ネットワークの DNS サーバーの位置は 10.0.0.2 となります。

Amazon DNS サーバー

 

DHCPのoption domainnameserversで設定されていました。

DHCP情報は、dhclient.leasesファイルに保存されます。

AWSで特筆すべきことは、見えるIPアドレスが全てプライベートネットワークの中で完結していることですね。

 

Microsoft Azure

今回初めてAzureでCentOSを動かすことになりましたが、いきなり「???」となることがありました。

というのも、CentOSを選択したら、OpenLogicというのが出てきました。

 

下のような説明が出てきたので、一応CentOSと認識していいのかな?

This distribution of Linux is based on CentOS version 6.5 and is provided by OpenLogic. It contains an installation of the Basic Server packages.

 

DHCPサーバとDNSサーバが、168.63.129.16になってますね。

近いのか遠いのかよくわかりませんが、whoisによればMicrosoftのアドレスです。

 

IDCFクラウド

AWSとAzureを足したような感じです。

プライベートネットワーク内に1つと外部に2つのDNSサーバを持ちます。

障害対策なのかなと思いますが、なんとなくデータセンター事業者らしい感じがします。

 

ニフティクラウド

今までと異なり、DNS情報をDHCP経由で設定していません。

ローカルのDNSサーバ(BIND)を参照しています。

 

ちなみにIPアドレス設定にはDHCPを使っていますが、今までと異なり、グローバルIPが設定されます。

さくらのクラウド

こちらはまったくDHCPが動いていませんでした。

全て設定ファイルにStaticに書きこまれています。

ホスティング会社的な感じですね。

まとめ

今回調査した、IaaSサービスのDNSサーバ参照結果を以下にまとめました。

クラウドサービス DNS設定方法 DNSサーバのIPアドレス
AWS DHCP プライベート×1
Microsoft Azure DHCP グローバル×1
IDCFクラウド DHCP プライベート×1 & グローバル×2
ニフティクラウド DHCP ローカル
さくらのクラウド Static グローバル×2

どのクラウドも問題なく使えます。

でも、DNSサーバだけ見ても、けっこう実装が違いますね。

パフォーマンスや障害時の挙動に、少し違いが出る場合があると思われます。

 

今日はここまで。ではまた次回!

Share on LinkedIn
LINEで送る
Pocket

claraer

claraer