GNS3とVirtualBOXで検証環境を作ってみた 第二回

こんにちは!グローバルソリューション事業部の田口です。

さてさて、GNS3とVirtualBOXで検証環境を作ってみた 第二回ということで、後半に突入です。早くも息切れ感が否めませんが頑張ります!

ちなみに、前回の記事はこちらです。
GNS3とVirtualBOXで検証環境を作ってみた 第一回

■手順

1.GNS3をインストールする。
2.GNS3でciscoルータをセットアップする。
3.複数のルータを接続する。
4.VirtualBOXをインストールする。←今回ここから!
5.VirtualBOXにCentOSをインストールする。
6.VirtualBOXにUbuntuをインストールする。
7.GNS3とVirtualBOXを連携させる。

gns100

■検証環境

windows7(32bit)
CentOS6
Ubuntu 12 LTS
GNS3 1.2.3 Under GPL v3 licence
c2691-advsecurityk9-mz.124-6

※ローカルPC内で全て完結させるためメモリを多く消費します。

最低4GB以上のPCで行うことをおすすめします。

4. VirtualBOXをインストールする。

VirtualBOXとはオラクル社が開発・提供している仮想化ソフトウェアです。
このソフトウェアを使うことで、Windowsマシン上で、仮想的にOSを動作させることができます。
ホストOS(今回はWindows7)上でゲストOS(今回はLinux)を動かすため、動作がもっさりしがちですが、手軽に新しいOSを使ってみたい人にはうってつけです。

しかも無料!!

下記URLよりVirtual Boxのインストーラを入手します。
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/virtualbox/downloads/index.html?ssSourceSiteId=otnjp

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Virtual Boxはさくっとインストールしてしまいます。。

5. VirtualBOXにCentOSをインストールする。

さて、VirtualBOXのインストールが完了したら早速OSをインストールしてみます。今回はCentOSをインストールします。クララオンラインは様々なOSをお客様に提供していますが、CentOSを提供する機会は特に多いです。

下記URLからCentOSのisoイメージをダウンロードします。最小限のパッケージ構成のminimalを選択しています。
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/6/isos/x86_64/

 

VirtualBOXでCentOSインストールを開始します。

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OSを選択します。CentOSはRedHatのクローンOSですので、RedHatを選択します。

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起動時にisoイメージでブートを行うため、コントローラIDEにisoイメージをマウントします。

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この手順では必要なソフトウェア・パッケージをインストールするため、

  1. VirtualBOXをインターネットに接続
  2. VirtualBOXをインターネットから切り離し
  3. VirtualBOXをGNSネットワークに接続

の順に進めます。まずはインターネットと接続されているインターフェースにブリッジするように設定します。

bind netowork

起動をクリックして仮想マシンを起動します。

15kidou
インストーラが起動したら、起動成功です。案内にしたがってCentOSをインストールします。特に特別なインストール手順はありませんのでさくさくいきましょう。

21

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インストールが完了しました!
ここで再起動が行われます、次はネットワーク設定を行っていきます。

GNS内で動作させたいソフトウェアをインストールしておきます。(後からでも可)

サーバ側での適用作業が終了したら、シャットダウンします。仮想マシンがホストOFFの状態でない場合、GNSへ登録ができませんので注意。

6.VirtualBOXにUbuntuをインストールする。

同様の手順でUbuntuもインストールしました。詳細については割愛します。
ubuntu

7. GNS3とVirtualBOXを連携させる。

いよいよ前回準備したGNSネットワークとVirtualBOXの連携を開始します。

第一回で作成したGNSを開きます。

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Cloudとスイッチのアイコンをクリックし、配置します。

スイッチはポートVLANを切ったり、トランクポートへの切り替えがGUIから可能です。今回は何もしません。

bind2

CloudはローカルPCのネットワークインターフェースをバインドし、GNSネットワークと実ネットワークを接続します。

bindr

前回は行いませんでしたが、検証環境の仕様上からGNS_R3にて下記設定を行ってます。

・GNS_R1,2からの通信をNAT。

・自身をデフォルトルートとしてGNS_R1,2へ配布。

GNSに仮想マシンを登録します。「Edit」の[Preference」からVirtualBox VMsを選択し、作成したCentOSとUbuntu仮想マシンを追加します。

tuika1

bind3

VirtualBoxの仮想マシンがGNSへ登録されました。

bind ubuntu

これで、GNS内でVirtualBoxの仮想マシンを使う準備ができました。ドラッグアンドドロップで仮想マシンを配置し、ケーブルを使って接続を行います。仮想マシンの電源がONの状態でケーブル接続を行うとエラー(?)がでるので注意してください。

完成

ここまでで全ての設定が完了しました。構成は以下の通り。

gns100

GNS_R2からpingで全ルータ・サーバへの到達性を確認します。

しまりが悪いですが、以上で検証環境は完成です(^^;)

 

おまけ:CentOSとUbuntuでwwwサーバを動かして遊んでみました。

web

 

今回は基本的な内容をメインにご紹介しましたが、工夫次第でかなりいろいろと試せます。GNS3の強みは実際にルータが動作している環境でサーバを動作させることがローカルPC内で再現できることではないでしょうか。ご興味のあるかたは是非お試しください。

ただし、ローカル内で全て完結させる以上どうしても、ある程度のPCスペックは必要となります。
VirtualBoxにVMwareESXiをインストールしたりもしましたが、とても重くて使い物になりませんでした。

他にも何かおもしろそうな使い方を見つけた時にはまたご紹介したいと思います。

ではまた!

 

※ルータコンフィグ

 

 

 

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claraer

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