Microsoft Azure 活用案 – Sorry サーバー

CJ です。

最近、自分が管理していたサーバーを緊急メンテナンスする事となりました。

最初に頭に浮かんだのは “Sorry サーバーの準備” 。
従来は必要に応じて DataCenter 内に Sorry サーバーを立てる必要がありましたが、これにはどうしても作業・管理コストが掛かってしまいます。

これをうまくクリアできるのがクラウド活用案です。

 

以下、その活用案を紹介します。

今回、従来の Sorry サーバーの役割としては Microsoft Azure の Websitesを、DNS設定については AWS の Route53 を使います。
#DNS 設定変更について必ず Route53 である必要はないです。

 

事前準備

  • Microsoft Azure 登録済みアカウント
  • AWS 登録済みアカウント
  • sorry.html
  • FTP Client (ここでは WinSCP を例とします。)

 

ユースケース

  • 急いで Sorry サーバーを準備しないといけない
  • 数日限定のみ使用
  • 使用後も有効活用したい
  • 管理しやすい
  • 作業が簡単

 

作業の流れ

  1. Websites 作成
  2. Websites 設定 (全般)
  3. Route53 設定
  4. Websites 設定 (カスタムドメイン)
  5. 結果

詳細

 1. Websites 作成

  • Microsoft Azure へログイン > WEBSITES > 新規 >
    • コンピューティング > WEB サイト > 簡易作成
      • URL : [sorry].azurewebsites.net
        • [ ] 中はAzure上、重複しないものを設定してください。
          • 今回 sorry が取得できました! レアアイテムをゲットしたようなお得感を感じます。
      • WEB ホスティングプラン : 新しい Web ホスティングプランの作成
      • 地域 : 日本 (東)
      • WEB サイトの作成 : クリック
    • こんな感じで sorry という Websites が作成できました。20150317-01
    • WEBSITES > sorry >
      • スケール : 無料 (default) となっています。

 

  2. Websites 設定 (全般)

  • Microsoft Azure へログイン > WEBSITES > sorry > 構成 > 既存のドキュメント
    • 一番下のテキスト記入欄 (既定のドキュメントと表示されているところ)に、
      • sorry.html と記入
      • sorry.html にマウスを持って行くと右側に矢印が表示されます。
        • ↑ をクリックして、Default.asp 下に sorry.html がくるようにしてください。
        • 20150317-02
  • Microsoft Azure へログイン > WEBSITES > sorry > スケール > Web ホスティングプランのモード
    • WEBホスティングプランのモードを変更 (無料 → 共有) してください。
      • カスタムドメインを使うためには 共有以上のモードが必要です。
      • モードの変更後、設定を反映するため画面下の “保存” をクリックしてください。
      • 20150317-03
  • Microsoft Azure へログイン > WEBSITES > sorry > ダッシュボード
    • 右サイドバー > 概要 > 発行プロファイルのダウンロード
      • [sorry].azurewebsites.net.PublishSettings ファイルがダウンロードされるはずです。
      • テキストエディターで開き、以下の内容を別途メモしてください。
        • publishUrl : waws-prod-kw1-001.ftp.azurewebsites.windows.net
        • userName : sorry\$sorry
        • userPWD : mG2……省略……mh
  • WinSCP 起動
    • 転送プロトコル : FTP
    • ホスト名 : waws-prod-kw1-001.ftp.azurewebsites.windows.net
    • ポート番号 : 21
    • ユーザー名 : sorry\$sorry
    • パスワード : mG2 ~ mh
      • ログイン
        • 左ペイン (ローカルPC)、右ペイン (/site/wwwroot) の状態となります。
        • 準備しておいた sorry.html ファイルをドラグ&ドロップで Websites 側にアップロード。
        • 20150317-04

3. Route53 設定

  • Services > Route53 > Hosted Zones >
    • ドメインを選択 (例. teamclara.com) > Go to Record Sets > Create Record Set
      • Name :
        • [sorry].teamclara.com
        • [awverify.sorry].teamclara.com
      • Type :
        • CNAME – Canonical name
      • Value :
        • sorry.azurewebsites.net
        • awverify.sorry.azurewebsites.com
      • 20150317-0520150317-06
      • Create
      • ※こちらの設定が終わってないと、後ほど Azure Websites でのカスタムドメイン設定ができなくなります。

 

4. Websites 設定 (カスタムドメイン)

  • Microsoft Azure へログイン > WEBSITES > sorry > 構成 > ドメイン名
    • ドメインの管理
      • ドメイン名 : sorry.teamclara.com
        • Azure 内部で確認を行い、正常であれば以下のような画面が表示されます。
        • 20150317-07
        • Azure 側に設定が反映されたら、以下のような画面となります。
        • 20150317-08

5. 結果

  • インターネット経由で sorry.html がちゃんと表示されるか確認。
    • http://sorry.teamclara.com 
    • 20150317-09
    • ちゃんと表示されてます。

まとめ

この方法で自分が関わった緊急メンテナンスは外向けに対して素早い対応ができ、無事メンテナンスも終了しました。また、今回のメンテナンスは週末(土・日) に行われ、その二日間(48時間)で発生した料金(48時間)はわずか 75円程度でした。

Free : 無料
共有 (Shared) : サイトあたり 1.53 円/時 日本(東) リージョン

メンテナンス後は WEB ホスティングプランのモードを再び “無料” に変更しておいて、今後も継続的に活用できる状態にしてあります。

ぜひ、クラウド活用案をお試しください。

 

参考資料

Azure Web サイトのカスタムドメイン名の構成

http://azure.microsoft.com/ja-jp/documentation/articles/web-sites-custom-domain-name/

 

Websites 料金

http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/websites/

 

 

 

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