【イベントレポート】JAIPA ISP&クラウド事業者の集い in 名古屋

こんにちは、寺尾です。お久しぶりです。
opning 今日は、JAIPA主催のイベントで、ISP&クラウド事業者の集い in 名古屋というイベントのレポートをしたいと思います。

実は、プログラム委員を仰せつかっていたのですが、ほとんど動けず他の委員には顔向けできないのですが、クララオンラインの立ち上げの土地である名古屋での開催と言うことで、現地での活動を出来るだけお手伝いさせていただきました。

ところで、ISP&クラウド事業者の集い in 名古屋というのは皆様ご存じでしたでしょうか?JAIPA会員以外でも参加できるイベントなのですが、実はそう認識されていない事もあるので、是非次の機会はお見逃し無く。JAIIPAのFacebookアカウント フォローしておくとキャッチアップが楽ですよ。いいねもよろしくお願いします。

さて本題ですが、全部取り上げると大変なので気になったものから、いくつかご紹介します。

まず最初は、2日目に開催されたパネルディスカッション「オープンデータは地域のISPとクラウド事業者をどう変えるか」です。

「オープンデータは地域のISPとクラウド事業者をどう変えるか」

登壇者は以下の方々。

モデレータ:
株式会社イプリオ 石田卓也氏
パネラー:
静岡県 情報政策課 杉本直也氏
横浜市政策局 政策部政策課担当係長 関口昌幸(よしゆき)氏
株式会社 jig.jp 代表 福野泰介氏

opendata

オープンデータにそれほど関心があったわけではなかったので、ちゃんと聞いたのはこれが初めてかも知れません。こういう出会いも大切ですよね。中国語で言うと開放資料とイメージがつきやすくなります。政府・自治体が持つ膨大な情報を公開しようという意味です。

オープンデータ=開放資料(中国語)=Open Government Data

簡単に言うと、コンテンツのライセンスを、クリエイティブコモンズのCC-BYにすれば良いとのこと。クリエイティブコモンズによると以下のとおりです。こうするだけで2次利用に制限されていないことが明確に分かります。

CC-BY
原作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示することを主な条件とし、改変はもちろん、営利目的での二次利用も許可される最も自由度の高いCCライセンス。

活用事例は様々で、街灯の位置情報を公開して明るい道を案内したり、川の氾濫水位を地図にマッピングしたり、避難所を案内したり、雪に埋もれた消火栓の場所をお知らせしたり、知らない間にオープンデータを活用したいろんなサービスがすでに始まっていました。

とはいえ、いろいろと課題は大きく各自治体ごとの取り組みであるが故に、自治体の境界を越えると提供されなくなるのです。さらに、現状ではウェブがHTMLで構成されていますが、オープンデータとして活用するにはHTMLは不向きでRDF、Linked RDFを使っていくようにするべきだという話がありました。さらに、RDFにしてデータの流用性を高めると、SPARQL(スパークルと読む。その名称は再帰的頭字語になっており、SPARQL Protocol and RDF Query Languageの略) で検索しやすくなります。

オープンデータを検索しやすくなると、次の問題は、各自治体ごとにデータの形式が異なることです。福野氏が提供しているオープンデータプラットフォームの出番です。エクセルをLinked-RDFに変換して、さらに形式も合わせてくれると。こういう情報が増えると日本の住みやすさもまた一段と向上するのかと感じました。さらに、大震災の教訓もあります。災害へ備える事前の取り組みとしてもさらに進めていく必要があると感じました。

現状では、まだまだ日本でも開放が進んでいないのが実情ですが、世界中で資料公開をしている自治体の72%が日本だそうです。実は、オープンデータ先進国だったのですね!とはいえ、オープンデータに取り組む日本の自治体は、約100/1788 とこれからです。

杉本氏の言葉を借りると、大航海時代から、情報の大公開時代の始まりを迎えており、この波に乗り遅れると大後悔するはずです。

  • 出来ない理由を議論しない
  • 出来ることからやってみる
  • 最初から完璧を目指さない
  • スモールスタートでスパイラルアップを

 iモードの猛獣使い「会社に20兆円稼がせたスーパー・サラリーマン」

iモードの猛獣使い「会社に20兆円稼がせたスーパー・サラリーマン」
元 株式会社NTTドコモ 常務取締役・iモード開発担当責任者
(元 NTTドコモ東海 代表取締役社長) 榎 啓一氏

所用で前半を拝聴出来なかったのですが、榎さんやったことは、7人の侍のように人を集めることだった。創造力が弱いと感じたが、想像力、妄想力、類比力が有れば良いと考え、それに専念した。自分に足りないところは人を集めた。

結果として、出会いが一番大きかった。それを後押しする時代・タイミングが良かったことが、iモード事業を成功に導いたそうです。とても良いサービスでも、一つでもなくすとうまくいかない。人を生かして事業を成功させるという榎さんの言葉に強く共感を覚えました。

「ctc IPv6接続サービス ~ 提供開始後のあれこれ」

中部テレコミュニケーション株式会社 サービスオペレーションセンター 水野稔晴氏
コミュファグループ

中部テレコミュニケーションさんの、IPv6接続サービスを開始してからのあれこれと言うテーマでしたが、おおむね大きな問題が無いという、とても素敵な結果でした。

ctcさんの網内は、IPv6で疎通するので、ctcのメールサーバやウェブサーバには、30%近い割合のIPv6接続があるそうです。普段の感覚とはかけ離れた高い数値なのでびっくりです。そういう環境のサーバ触ってみたいですね。

強いて上げるとIPv6のGeoIPの精度が高くないらしく、日本では無いと判断されてアクセスできないなどのトラブルがあり、泣く泣くIPv6 Disableを案内したことはあったそうです。とはいえ、大きなトラブルがないと言うことは我々にも良い知らせなんだと思います。もうちょっとIPv6も触りたいなあ。

河村たかし氏挨拶

kawamura最後に、スペシャルゲストとして、名古屋市長を務めておられる河村たかし氏の挨拶がありました。(写真右から2人目)

名古屋の減税の話や、名古屋港は6兆貿易黒字である話など、とてもパワフルな講演を聞かせていただきました。聞きしに勝るパワフルさで負けてられないなと感じました。こういうエネルギーを伝えられるような講演公演を出来るようになれるように頑張ります。

他にもまだまだありますが、気になることがあればご連絡ください!

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吉村

吉村

クララオンライン グローバルビジネスストラテジー部でマーケティング担当として働いています。 クラウド関連技術と中国関連の情報をお届けしてます。 たまに DJ とかします。日本語RAPが大好きです。