Raspberry Pi 3 Model B をインストールしてSSH接続できるようにしてみる ~CentOS編~

最近Raspberry Pi でCentOSが使えると、知ったunoです。

 

個人的には、どちらかというとRedHat系の方が得意なので、ヒジョーにうれしい限りですね。

というわけで、今回はRaspberry Pi 3 にCentOSをインストールする方法を記載します。(※Raspberry Pi 2もインストール可能なようですが、インストールのイメージファイルが異なるようです)

OSの設定方法以外(必要な機材とか、電源に関して)は、『Raspberry Pi 3 Model B をインストールしてSSH接続できるようにしてみる』と同じなので、ここではダウンロードとインストール、設定方法のみを記載します。

 

 

1.OSのインストール

OSのインストールをします。

インストール方法は、以下の流れです

1-A.OSイメージファイルのダウンロード&解凍
1-B.OSイメージファイルを作業用PCでmicroSDカードへコピー

また、以下のものを使用しますので、あらかじめ用意しておきましょう。

Linux/Windows/Mac などの作業用PC。今回はWindows7を想定して記載します。
microSDカードリーダー

1-A.OSイメージファイルのダウンロード&解凍

まず、以下公式サイトのURLへアクセスします。

・Downloads
https://wiki.centos.org/Download

『AltArch Releases』の『armhfp (Arm32)』に『RaspberryPi2 (img)』がありますが、こちらはRaspberry Pi 2のインストールイメージファイルなので、こちらは使いません。
20160403_pi3_centos_install_001

 

Raspberry Pi 3は載っていないので、『info』を選択します。
20160403_pi3_centos_install_002

 

すると、CentOSのArm32アーキテクチャ用のページが表示されます。
20160403_pi3_centos_install_003

 

さらにスクロールし、『How to install CentOS Userland armv7hl』の項目内にある『You can find those here (see [Supported Boards] section) : http://mirror.centos.org/altarch/7/isos/armhfp』、このURLを選択します。
20160403_pi3_centos_install_004

 

表示するとARM用のイメージファイルが表示されますので、最新版のRaspberry Pi 3用のイメージファイルを選択します。(2016年4月3日現在の最新は、『CentOS-Userland-7-armv7hl-Minimal-1603-RaspberryPi3.img.xz』です)
20160403_pi3_centos_install_005

 

ダウンロードしたファイルを解凍しますが、、.xzファイルを解凍可能なソフト、ということで7-Zipで解凍します。7-Zipがなければ、https://sevenzip.osdn.jp/にて7-Zipをダウンロードとインストールして利用してください。

解凍すると、『CentOS-Userland-7-armv7hl-Minimal-1603-RaspberryPi3.img』というファイルが生成されました。

 

1-B.OSイメージファイルを作業用PCでmicroSDカードへコピー

ダウンロードしたOSイメージファイルですが、これをmicroSDカードにコピーします。

コピーするためには専用のソフトウェアを利用する必要があり、今回はシリコンリナックスさんの『DD for Windows』を使用します。

・DD for Windows

http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows

ダウンロード後、実行ファイルにカーソルを合わせ、右クリックし管理者権限で実行します。

ras_pi2_setup_2-02

DD for Windows を管理者権限で実行します。管理者権限で実行しないとうまく動作しません。

DD for Windowsを起動すると以下の画面が表示されます。

ras_pi2_setup_2-03

コピー先のmicroSDカードのドライブどれにするか設定するため、ディスク選択を選択します。

ras_pi2_setup_2-04

コピー先のmicroSDカードのドライブが選択できるので、該当ドライブを選択し、OKを選択しますます。(選択を間違えると、該当ドライブのデータがすべて消えるので注意してください。)

ras_pi2_setup_2-05

コピー先のドライブを選択しました。

ras_pi2_setup_2-06

今度は、コピー元のファイルをどれにするか設定するため、ファイル選択を選択します。

ras_pi2_setup_2-07

デフォルトでは、.ddiという拡張子しか表示しない設定となっているため、ファイルの種類(I)の項目でALL filesを選択します

20160403_pi3_centos_install_010

20160403_pi3_centos_install_011

インストールしたいOSイメージ(今回はCentOS-Userland-7-armv7hl-Minimal-1603-RaspberryPi3.img)を選択し、開く(O)を選択します。

20160403_pi3_centos_install_012

OSをインストールする準備ができました。選択した内容に相違がないか最終確認しましょう。

20160403_pi3_centos_install_013

OSをインストールします。今回は『ファイル』から『ディスク』へコピー(書込)するため書込を選択します。

20160403_pi3_centos_install_014

書き込むイメージファイルがよりSDカードの容量が大きい場合、以下の警告が表示されます。問題ないか確認し、問題なければはい(Y)を選択します。

ras_pi2_setup_2-13

書込みする確認が表示されます。問題なければはい(Y)を選択します。

ras_pi2_setup_2-14

書込むファイルが4GByteを超える場合、以下の警告が表示されます。問題はないためはい(Y)を選択します。

ras_pi2_setup_2-15

コピー(書込)が開始したら、完了するまでしばらく待ちます。

20160403_pi3_centos_install_015

以下の表示がされたら、OSのコピーが完了です。

20160403_pi3_centos_install_016

 

2.初期セットアップ

OSイメージのインストール後、最低限の設定を施さないと利用することはできません。

ここでは、Raspberry Pi 3 Model B の初期セットアップ方法を記載します。

2-A.必要機器の接続

初期セットアップをする前に、Raspberry Pi 3 Model B を起動させるため、以下の機器を接続しますので、用意しておきましょう。

microSD(前項でOSをインストールしたものを取り付けます)
microUSB給電ケーブル
USB充電アダプター
Raspberry Pi 3 Model B 用ケース(あれば)
HDMIケーブル
HDMI対応ディスプレイ
USBキーボード

2-B.起動

全部を接続したら、電源を投入します。

起動すると以下の表示が流れます。Raspberry Piのロゴが4つ表示されることが分かります。CentOSもCore数分表示される状態は変わらないようですね。
20160403_pi3_centos_install_017
起動し、以下のログインメニューが表示されれば成功です!
20160403_pi3_centos_install_018

2-C.ログイン

以下の初期ユーザ名:パスワードを入力し、ログインします。

ユーザ名 root
パスワード centos

2-D.ネットワークの設定

サーバにSSHでログインするためにネットワークの設定を行います。

まず、初期パスワードでroot ユーザでログインします

その後、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0ファイルに追記・編集し、ネットワークを固定化します。

※以下のIPを割り当てる場合の設定例

IP : 192.168.0.10

subnetmask : 255.255.255.0

gateway : 192.168.0.1

DNSサーバ:192.168.0.1

■変更前

※『UUID=”1192052d-21c2-4e6b-a831-3a972461b623″』はRaspberry pi毎に異なる値です
■変更後

設定完了後、再起動を実施しSSHにてログインできれば完了です。

以降はSSHにて接続して作業をしてみましょう。

 

2-E.その他設定(パスワード変更)

初期のままでは大変危険ですのでrootユーザのパスワードを変更します。
以下のコマンドを実行します

 

パスワードを2回要求されますので、対話画面にしたがって入力します

 

2-F.その他設定(パーティション拡張)

デフォルトのままですと2GまでしたかSDカードの容量を確保していない為、これを拡張します。

今回は、/を拡張する方法です。

参考までに、私の環境では以下のとおりでした

 

centos.orgによると。。

https://wiki.centos.org/SpecialInterestGroup/AltArch/Arm32


How to resize/expand the RootFS for the whole SD card

Depending on the SD card size you used, you probably want to expand the RootFS (/) to the maximum capacity of the underlying SD card. For your convenience, we’ve added the rootfs-resize tool, packaged as rpm and also available through the Extras repository for armv7hl.

If you just want to use/expand the whole remaining capacity, just run (as root, or with sudo right) the following command :

Your board will reboot, load kernel/initrd, expand the partition, resize it and reboot. Once done, you’ll be using your whole SD card.


とあるので、以下のコマンドを実行します。

再起動後の状態は以下の通りでした。

ということで、めでたく拡張完了です
以上、全ての最低限の設定はこれで完了です。みなさんも色々と試してみてくださいませー

 

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uno

uno

cobaltサーバやbluequartz大好き、bash大好きなclaraの中の人です。